ニキビ

ニキビの種類と症状・対処法

ニキビの種類と症状・対処法ニキビとは進行性の皮膚炎症の一種であり、ニキビにもさまざまな種類が存在します。
「白ニキビ」→「黒ニキビ」→「赤ニキビ」→「黄ニキビ」と進行していき、各段階に適した治療方法があります。
各段階のニキビに適した治療ができないと、どんどん悪化していき、繰り返しニキビができたり、ニキビ跡として残ったりする恐れがあります
ニキビ治療における数々の実績を持つ豊中市の千里皮膚科が、ニキビの種類の見分け方と、治療方法をご説明いたします。

白ニキビ

白ニキビ白ニキビとは、小さくプツッと盛り上がったニキビです。
毛穴に汚れ(皮脂)が溜まっていますが、炎症は起きていないため、皮脂の白っぽい色が見えています。
白ニキビはごく初期段階のニキビなので、比較的治療は容易です。
余計な刺激が加わると炎症が進む可能性がありますので、触ったり、潰したりは絶対にしないようにしましょう。

白ニキビの対処法

白ニキビは炎症が併発していないため、対応は基本的なスキンケアの徹底です。
毎日の正しい洗顔をすることで肌を清潔にキープし、皮脂汚れなど毛穴が詰まる原因を除去することが大切です。
洗顔の際はゴシゴシと力を加えず、ふんわりとした泡で優しく洗うことを意識しましょう。
あとは規則正しい生活と、バランスの良い食事を摂ることも、肌を整えるために大切です。

白ニキビの治療

アダパレン(ディフェリン)、過酸化ベンゾイル(ベピオ)、ピーリング石けんなどの毛穴のつまりを取り除く治療薬が有効です。

また症状や希望に応じて、超音波クレンジングで毛穴の汚れを落とし、ピーリングにより余計な角質を取り除いたり、エレクトロポレーション・イオン導入によって皮脂の分泌を抑制し、肌荒れを改善する有効成分を肌に取り込む治療などを組み合わせて行うこともできます。

黒ニキビ

黒ニキビ白ニキビに溜まった皮脂が空気に触れて酸化することで、黒く変色してくることで黒ニキビへ進行します。
この段階でも炎症は併発していません。
ニキビが黒くなると見た目を気にする方が増えてきますが、使用するケア用品の選択には注意しましょう。
特に多いのが、市販の角栓パックを使うケースです。
強い刺激で無理やり皮膚に刺激を与えてしまうと、毛穴が開いて細菌が入り込み、炎症につながる恐れもあります。
黒ニキビで大切なことは、とにかく悪化させないことです。

黒ニキビの対処法

黒ニキビの対処法は白ニキビに準じます。
正しいスキンケアにより皮脂汚れや角栓を取り除き、肌を清潔に保ちましょう。
黒くて目立ちますが、無理やり角質を落とそうとしてはいけません。
毛穴が開いて肌の乾燥や、皮脂の分泌量が増える可能性もあります。
また、規則正しい生活と、バランスの良い食生活も大切となります。

黒ニキビにおすすめの治療

これも白ニキビに準じます。
アダパレン(ディフェリン)、過酸化ベンゾイル(ベピオ)、ピーリング石けんなどの毛穴のつまりを取り除く治療薬が有効です。

また症状や希望に応じて、超音波クレンジングで毛穴の汚れを落とし、ピーリングにより余計な角質を取り除いたり、エレクトロポレーション・イオン導入によって皮脂の分泌を抑制し、肌荒れを改善する有効成分を肌に取り込む治療などを組み合わせて行うこともできます。

赤ニキビ

赤ニキビ黒ニキビが進行し、細菌が繁殖すると炎症が生じます。
この段階では痛みやかゆみも出てきます。
炎症の原因菌のアクネ菌は、毛穴に溜まった皮脂を栄養源としており、排泄したものが膿となり、さらに炎症が進んでいきます。
赤ニキビまで進行すると、ニキビ跡が残りやすくなります。
赤ニキビは痒みや痛みを伴うことがありますが、決して触ったり、潰したりしないしょうにしましょう。
また炎症が続いている間は、メイクも悪化の要因となります。
できるだけ薄めのメイクを心がけるようにしてください。

赤ニキビの対処法

赤ニキビの改善のためには、炎症を鎮めることが大切です。
そのため、正しいスキンケアだけではなく、炎症を抑える薬も使用しましょう。
現在さまざまなニキビ薬が市販されていますが、肌に合わない場合は悪化する危険もあります。
使ってみて良くならない場合は、早めに皮膚科を受診するようにしてください。

赤ニキビにおすすめの治療

皮膚科で処方される薬によって、炎症を鎮め、肌質を整える治療をすることで、赤ニキビの早期改善・再発抑制が期待できます。
当院では患者様お一人おひとりの肌質・状態に合わせて、飲み薬、塗り薬、漢方薬などを適切に処方いたします。

また症状や希望に応じて、ピーリングやエレクトロポレーション・イオン導入、赤ニキビの赤みを改善できるIPL、毛穴引き締め効果も期待できるウーバーピール(ダーマペンとピーリング剤の併用)といった治療を組み合わせて行うこともできます。

黄ニキビ

黄ニキビ赤ニキビがさらに進行すると、毛穴が化膿して膿が溜まってきます。
この膿が黄色をしているため、黄ニキビという状態になります。
黄ニキビはニキビの最終段階であり、かなり悪化した状態と言えます。
この段階まで進行すると、ニキビ跡が残る可能性が高まります。
膿んでくると膿を出したくなるかもしれません。
ですが、黄ニキビは肌の深部まで進行しているため、潰すと細菌感染のリスクが高まり、皮膚組織にダメージが深く入るため、ニキビ跡になりやすくなってしまいます。
黄ニキビを潰すことは絶対にやめましょう。

黄ニキビの対処法

まず炎症と膿を抑えていきましょう。
赤ニキビまではセルフケアでも改善できますが、黄ニキビではそうはいきません。
色素沈着やクレーター状のニキビ跡が残りやすくなっているため、スキンケアだけでは完全に治すことは難しいと言えます。
化膿している黄ニキビは、怪我や病気と同じと考えて、できるだけ早期に皮膚科を受診することをおすすめします。

黄ニキビにおすすめの治療

炎症・膿を鎮めるために、内服薬を処方することがあります。
さらに肌質を整える治療を並行することで、ニキビ跡への進行を和らげることもできます。
当院では個々の肌質・症状に合わせて飲み薬・塗り薬・漢方薬を選択し、黄ニキビの治療を行います。

また症状や希望に応じて、ピーリングやエレクトロポレーション・イオン導入、殺菌作用や炎症抑制を目的としたIPL、毛穴引き締め効果も期待できるウーバーピール(ダーマペンとピーリング剤の併用)といった治療を組み合わせて行うこともできます。

【場所別】ニキビができる原因

顎・フェイスラインニキビは毛穴に皮脂が詰まることで、原因菌のアクネ菌が増殖し、炎症を起こす皮膚疾患です。
ニキビができる原因はさまざまな要因が絡み合っていますが、主に皮膚のターンオーバーの乱れ、皮脂の過剰分泌、毛穴のアクネ菌(原因菌)が増殖している状態が挙げられます。
また、ニキビはさまざまな部位に生じることがあり、原因、影響、治療方法も異なります。

おでこ(額)~こめかみ

おでこは皮脂の分泌量が多いこと、シャンプーや整髪料の流し残り、髪の毛の汚れが付きやすいことなどから、ニキビができやすい部位とされています。
特に10〜20代にできやすい「思春期ニキビ」がおでこにできることで、見た目を気にする方が多くいらっしゃいます。
思春期ニキビの場合は、ホルモンバランスの乱れによって皮脂が過剰に分泌されることが原因と考えられています。
一方、大人ニキビの場合は、髪の毛の刺激、シャンプーの洗い残し、生活習慣の乱れが大きな要因であるとされています。

眉間(Tゾーン)~鼻

眉間(Tゾーン)から鼻では顔面の中で最も皮脂腺が多いとされています。
Tゾーンのニキビの原因は、主に毛穴の皮脂詰まりです。
また、鏡を見た際に気になって触ってしまいやすい箇所なので、物理的刺激によって炎症が進むことも影響しています。
気になったとしても、決して触ったり潰したりしないように注意してください。

頬には皮脂腺は多くありませんが、まったくニキビができにくいということではありません。
頬のニキビはホルモンバランスの乱れ、乾燥により皮膚のバリア機能の低下、生活習慣の乱れが影響しています。
頬のニキビも目立ちやすいため、すぐ潰してしまいたい気持ちになるかもしれませんが、ニキビ跡になる可能性もあるので絶対にやめましょう。

顎・フェイスライン

顎やフェイスラインは大人ニキビで頻発します。
顎は髭が生える箇所なので、男性ホルモンの影響を強く受け、ホルモンバランスの乱れがニキビに作用します。
男性の場合、髭剃りの刺激によって同じ箇所に繰り返しニキビができてしまうこともあります。
また、マスクによる刺激やムレも原因となります。

首~胸(デコルテ)

デコルテ(胸)〜首は皮脂腺が多く分泌しており、体ニキビが好発しやすい部位となります。
ここではホルモンバランスの乱れによる皮脂分泌の増加、角質が盛り上がることでの毛穴詰まりが影響しています。
顔がオイリーな体質な人は、体ニキビもできやすい傾向があります。
また、体の方が皮膚のターンオーバーが遅いので、ニキビ跡が残りやすい点にも注意が必要です。

背中

背中、特に肩甲骨の周辺は皮脂腺が多く存在し、ニキビが好発します。
背中は通気性が悪く、衣類で擦れることも多いため、菌が繁殖しやすい特徴があります。
さらに自分では見えないため、発見が遅れて重症化するケースも多くあります。

ニキビがしこりに…これって粉瘤?

重症化したニキビは治った箇所にニキビ跡ができて、しこりのようなものができることがあります。
このニキビによるしこりとよく似た症状の1つに「粉瘤」があります。
それぞれで治療方法が変わるので、きちんと見分けることが大切です。
では、粉瘤との見分け方はどうすればいいでしょうか?ニキビ跡と粉瘤の違いご説明いたします。

粉瘤とは?

粉瘤とは?粉瘤とは、アテロームとも呼ばれていて、皮膚のターンオーバーによって剥がれ落ちるべき角質や皮脂などの老廃物が、皮膚の内側にできた袋状のできものに溜まることで生じる皮膚疾患です。
粉瘤は体表のいたる所で生じる可能性がありますが、顔・首・背中や耳の後ろに好発します。
サイズは数ミリの小さいものから10センチ以上にまで大きくなることもあります。
粉瘤も放置していると老廃物がどんどん溜まってきて、炎症性粉瘤を起こす可能性があるので早めに処置することが大事です。

ニキビ跡と粉瘤の違い

サイズの違い

ニキビは大きくても数ミリ程度の大きさですが、粉瘤は悪化してくると徐々に大きくなっていきます。
盛り上がりながら成長していくため、数センチ以上のサイズになることもあります。

中央に黒い穴が空いているかどうか

粉瘤は盛り上がったできものの中心あたりに、黒く変色した小さな穴が空いています。これは開口部と呼ばれ、周囲を押すと膿のようなドロドロした臭い物体が出てきます。
ニキビにも黒ニキビという段階がありますが、粉瘤が小さいと見分けが難しい場合があり、無理に自分で圧迫すると悪化して炎症性粉瘤を引き起こすこともあるのでご注意ください。

ニキビを潰すと早く治るって本当?

ニキビを潰すと早く治るって本当?一部では「ニキビは潰すもの」という間違った認識が広がっていますが、これは絶対にやめましょう。
まず、原則として自分で潰すことは絶対にNGです。
無理やり潰すことで周辺の皮膚を傷つけることとなり、表面の雑菌が内部に入り込み炎症を起こす可能性があります。
また深く傷つけてしまうと瘢痕化して、クレーター状のニキビ跡につながる恐れもあります。
専門医療機関においては、ニキビの中身の膿を取り出す処置として「面疱圧出」を行うことがありますが、これはレーザーや針状の専門機器を用いて行った場合の処置です。
専門医でさえ専門の道具を使用した上で繊細な処置が求められるので、自分でニキビを圧出することの難しいと言えます。
また、この面疱圧出法もニキビの根本治療ではなく、あくまで対症療法であり、ニキビを改善するためにはまた別の治療方法が必須となります。

皮膚科で行うニキビ治療

当院でのニキビ治療は、保険診療はもちろん、症状によっては自由診療も駆使することにより、難治性のあらゆるニキビ・ニキビ跡の治療を行うことが可能です。
治療のいずれも安全性・効果が実証されており安心して治療をお受けください。
直接的な処置に加え、ニキビの原因や日常生活の注意点にもフォーカスを置いて、根本的な治療につなげます。
当院ではピーリング、エレクトロポレーション・イオン導入、IPL、ダーマペンといった最新の治療も低価格でご提案しております。
もちろん自費診療を無理に勧めることは一切ございません。患者様お一人おひとりのスタイル、ご予算、症状に合わせて最適な治療をご提案させていただきます。

保険診療の場合

軽度〜中等度のニキビ治療では保険治療を選択することが大半です。
基本的な流れとして、
朝:洗顔後、保湿剤→抗菌外用薬(必要時)の順で薬剤の塗布
外出時には日焼け止めをつけましょう。
化粧はできるだけ薄いナチュラルメイクのみで済ませてください。
夕:洗顔後、保湿剤→アダパレンや過酸化ベンゾイルなど(顔全体に塗布)→抗菌外用薬(必要時)の順で薬剤の塗布
これを毎日行なっていただきます。

外用薬

外用薬は大きく分けて2種類あり、ニキビの原因菌を殺す抗菌外用薬と、毛穴つまりの改善やピーリング作用を期待する外用薬があります。
ニキビの進行状態に応じて使い分け、併用して治療を行います。

内服薬

内服薬を処方することもあります。
主にニキビの原因菌を内側から退治する抗菌薬や、皮膚治療の補助としてビタミン薬を服用することがあります。

漢方

漢方製剤を処方することもあります。
漢方製剤は人によって合う・合わないがありますので、まずは2週間程度服用してみて、効果判定を都度行いながら継続か判断していきます。

自費診療の場合

ほとんどのニキビは保険適応での標準治療によって十分治療することが可能です。
ですが、一部の患者様においては自費診療をご提案する場合がございます。

ニキビをできるだけ早く治したい、あるいは保険治療だけでは治りが悪い重症化したニキビの場合は、ピーリング、エレクトロポレーション・イオン導入、IPL、ダーマペンといった自由診療を検討します。

千里皮膚科で取り扱うニキビ治療の薬

外用薬

ディフェリン

千里皮膚科で取り扱うニキビ治療の薬現在のニキビ治療ではディフェリンが保険治療の中心となっています。
軽症〜重症の方まで広く使用することが可能です。
ディフェリンは皮膚の角化を調整することで毛穴の詰まりを改善します。
これはさまざまな段階のニキビにも効果的で、治療効果だけではなく予防効果も兼ね備えていますので、寛解した後も使用を止めないことが大切です。
ニキビがきれいになった後も使用を続けることで、75%の方で再発を抑えることができたことがわかっています。

ディフェリンの実際の使い方

1日1回、夜、洗顔後に保湿をしてからニキビとその周りに直接塗布してください。
顔全体に塗布する場合は、1回あたり人差し指の第一関節分の長さをチューブから絞り出します。
使用開始後、50%の患者様でヒリヒリ感、カサカサ感が出ることがありますが、多くの場合2週間ほどで慣れてくることがわかっています。
もし刺激が強い場合は、量を減らして少しずつ付けたり、塗布時間を短くしてみたりしましょう。
ディフェリンは妊娠中の方は使用できません。
薬剤塗布中は、日焼け対策も行う必要があります。

ベピオ

ベピオは有効成分の過酸化ベンゾイルを2.5%含むゲル製剤です。
過酸化ベンゾイルは海外ではニキビ治療の一般的な治療薬として昔から使われていましたが、日本で保険適応となったのは2015年になってからです。
ベピオはニキビの原因菌であるアクネ菌やブドウ球菌を殺菌し、古い角質を削ぎ落とすピーリング作用の2つでニキビを改善します。
過酸化ベンゾイルによる殺菌効果は、普通の抗菌薬とは異なり耐性菌をほぼ生じさせないという特徴があります。
そのため長期的に行うニキビ治療では、安心して続けていただけます。
ピーリング作用に関しては、皮膚そのものを新しくしてきれいで丈夫な肌を作り出す効果があるとお考えください。
綺麗な肌を作ることでニキビ治療効果だけではなく、予防効果も十分兼ね備えています。

ベピオの実際の使い方

1日1回、夜、洗顔後にニキビに直接塗布してください。
ベピオでは鱗屑(ポロポロ剥がれ落ちる)、強い刺激感、紅斑が生じることがあります。
ひどい場合は中止してください。
また、漂白作用もあるため、ゲルが乾ききっていない段階で衣類に付着すると色が抜けることがありますので、こちらも注意しましょう。

デュアック

デュアックは過酸化ベンゾイル(べピオ)と、クリンダマイシンゲル(ダラシン)の配合薬です。
これもベピオ同様、海外では昔からニキビの標準治療として用いられ、2015年に保険適応となりました。
ベピオの殺菌・ピーリング作用にさらに抗菌外用薬を追加することで、より強力にニキビを治療することが可能となっています。
ですが、クリンダマイシンゲルでは耐性菌(薬に抵抗性を持つ細菌)が生まれる危険もあり、漫然と使い続けるべきではありません。

デュアックの実際の使い方

1日1回、夜、洗顔後に保湿をしてからニキビとその周りに直接塗布してください。
デュアックでもベピオ同様、鱗屑や紅斑が生じる可能性があります。
ひどい場合は中止してください。
漂白作用があるため、衣類への付着には十分ご注意ください。
薬剤塗布中は、日焼け対策も行う必要があります。

エピデュオ

エピデュオはアダパレン(ディフェリン)と、過酸化ベンゾイル(べピオ)の配合薬です。
効果の高い薬剤を組み合わせているため、難治性のニキビに効果的ですが、その分、副作用発現のリスクもあるため使用は慎重に行います。

エピデュオの実際の使い方

1日1回、夜、洗顔後に保湿をしてからニキビとその周りに直接塗布してください。
上記の3剤と比べて、皮膚刺激、鱗屑、赤みなどが強く出る場合がありますので、ひどい場合は中止しましょう。
エピデュオは妊娠中の方は使用できません。
漂白作用があるため、衣服などへ付着しないように気をつけてください。
薬剤塗布中は、日焼け対策も行う必要があります。

内服薬

ミノマイシン

ミノサイクリン(ミノマイシン)はテトラサイクリン系抗菌薬で、その機序は細菌のタンパク質合成を阻害することで細菌の増殖を食い止めます。
つまり、ニキビ菌がこれ以上増えないようにする効果があります。

さらにミノサイクリン(ミノマイシン)自体に菌体外酵素の産生抑制、好中球遊走因子の抑制、活性酵素の抑制に関連し、これ自体が炎症を抑える効果を持つことがわかっています。
また耐性菌も生じにくいため、長期内服も可能です。
副作用としてめまい、下痢、薬剤性の色素沈着が出る可能性があります。

ビブラマイシン

ドキシサイクリン(ビブラマイシン)もテトラサイクリン系抗菌薬で、ミノサイクリン(ミノマイシン)と同様にニキビ菌を増やさない効果・炎症を食い止める効果があります。
ミノサイクリン(ミノマイシン)と比べると副作用も少なく、日本皮膚科学会の尋常性ざ瘡治療ガイドライン2017では、炎症を伴うニキビに対する内服の抗菌薬としてドキシサイクリン(ビブラマイシン)が一番強く推奨されています。

ロキシスロマイシン

ロキシスロマイシン(ルリッド)はマクロライド系抗菌薬で、その機序は細菌のタンパク質合成を阻害し、増殖を抑えます。
また高濃度では菌を殺す作用が強くなります。
ロキシスロマイシン(ルリッド)はアクネ菌に対する抗菌効果が優れているとされています。

ニキビ跡の治療方法

ピーリング

ピーリング

様々な薬剤がありますが、ピーリングの特徴として、痛みが少なく、美肌効果があることが知られています。
施術時間は30分程度で、1回で効果が実感できる即効性がありますが、ダウンタイムはほとんどなく、ピリピリ・ひりひりをわずかに感じる場合がある程度です。

余計な角質を取り除き、皮膚のターンオーバーを正常化し、ニキビ予防にもつながります。
注意点は、紫外線の影響を受けやすくなることで、またアスピリンアレルギー・アスピリン喘息の方は治療を受けることができません。

IPL

ニキビの原因であるアクネ菌をターゲットとしてIPL(ビオラV30)を照射することで、アクネ菌を殺菌・減少させニキビを改善します。またIPL(ビオラV30)には色素沈着や赤みを除去する作用があるため、これによってニキビ跡の赤みや色素沈着も改善します。
施術時間は30分程度で、1か月に1回のペースで5回程度の照射を推奨しています(複数回の施術が基本です)。
光を照射するため、かさぶたや赤みが生じることもあります。

シミや肌のハリを改善する効果もあり、肌質の改善を目的とする方におすすめです。
注意点として、施術後の日焼けは避けるようにしてください。
また光線過敏症の方、激しい日焼け直後の方、てんかん発作の既往がある方は治療を受けることが出来ません。

エレクトロポレーション・イオン導入

イオン導入エレクトロポレーション・イオン導入の特徴は、ごく微弱な電流を流すことで通常では浸透させられない美容成分も肌の奥深くまでしっかり浸透させられる点です。
施術時間は30〜60分程度で、1回で効果を実感できます。
エレクトロポレーション・イオン導入では、通常ほとんど痛みもありません。
他の施術と同日に併用も可能で、短期間で高い効果を見込めます。
注意点として、心疾患やがん、ヘルペスがある方は治療が受けられませんので、あらかじめご了承ください。

ダーマペン

ダーマペンダーマペンはごく微細な針で皮膚に小さな穴を開け、自然治癒力を利用して肌を美しく再生し、毛穴やニキビ跡を目立ちにくくする施術です。ピーリング剤と組み合わる場合もあります。
施術時間は60分程度(麻酔込)で、3~4週間隔で5, 6回受けていただくことで、効果を実感していただけます。
施術後12時間ほどは洗顔を控えてください。メイクは翌日から可能です。
施術後、数日〜1週間程度は赤みやむくみ、皮剥け、点状出血等がでることがあります。
注意点として、金属アレルギーの方やヘルペスがある方、出血傾向・出血性疾患のある方は受けられませんので、あらかじめご了承ください。

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