コラム

  1. HOME
  2. コラム
  3. ニキビ跡の種類と治療法は?セルフケア方法…
2026.01.30

ニキビ跡の種類と治療法は?セルフケア方法も解説

ニキビ跡の種類と治療法は?セルフケア方法も解説

ニキビ跡には主に『赤みのあるニキビ跡』『色素沈着したニキビ跡』『クレーター状のニキビ跡』『しこり・ケロイド化したニキビ跡』の4つの種類があります。

ニキビが治った後も赤みや色が残ったり、肌が凸凹したりするのは、炎症が肌のどこまで影響したかによって違いが出るためです。

この記事では、ニキビ跡の種類と治療法について詳しく解説します。自分のニキビ跡のタイプを知ることで、適切なケアや治療法を選びやすくなるでしょう。

ニキビ跡のセルフケア方法についてもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

ニキビ治療について詳しくはこちら

ニキビ跡の主な種類

ニキビ跡の主な種類

ニキビ跡には主に以下の4つの種類があります。

  • 赤みのあるニキビ跡
  • 色素沈着したニキビ跡
  • クレーター状のニキビ跡
  • しこり・ケロイド化したニキビ跡

ここでは上記4つのニキビ跡の種類とそれぞれの特徴について解説します。

赤みのあるニキビ跡

赤みのあるニキビ跡は、ニキビの炎症が治まったあとも肌に赤みが残っている状態です。

ニキビが治りきっていないような見た目をしていますが、腫れや痛みがなく、長期間赤みだけが残っている場合はニキビ跡と考えられます。

原因は、炎症によって毛細血管が広がったり増えたりして、それが透けて見えることです。このタイプのニキビ跡は、肌への刺激や紫外線の影響で目立ちやすくなることがあります。

時間の経過とともに薄くなるケースもありますが、改善のスピードには個人差があるため、赤みが消えない場合は医療機関への相談も検討するとよいでしょう。

色素沈着したニキビ跡

色素沈着したニキビ跡は、茶色や黒っぽいシミのように見えるのが特徴で、『炎症後色素沈着』とも呼ばれる状態です。

ニキビの炎症が起きると、肌を守るためにメラニン色素が過剰に作られます。これがそのまま肌に残ると、色素沈着が生じるのです。

赤みが落ち着いたあとにシミのような色に変わってきた場合は、このタイプのニキビ跡の可能性が高いでしょう。

肌のターンオーバーが整うことで少しずつ薄くなっていく場合が多いですが、目立たなくなるまでには数か月以上かかる場合もあります。

セルフケアで変化を感じにくい場合は、医療機関での治療も検討してみましょう。

クレーター状のニキビ跡

クレーター状のニキビ跡は、肌が部分的にへこんだように見えるタイプです。

ニキビの炎症が肌の表面だけでなく、奥の真皮まで及んだ場合に起こりやすくなります。

炎症によって真皮の一部が破壊されてしまうと、肌の再生がうまく進まず、凹凸が残ってしまうことがあるのです。

このニキビ跡は、セルフケアだけでの改善が難しいタイプといえます。予防するためには、無理に触ったり、ニキビをつぶしたりしないことが重要です。

すでにクレーターができている場合は、医療機関での治療を検討しましょう。

しこり・ケロイド化したニキビ跡

しこりやケロイド化したニキビ跡は、ニキビがあった部分が硬く盛り上がって残る状態です。

ニキビによって重い炎症が起きた際、肌が傷を治そうとしてコラーゲンを過剰に作りすぎてしまうことがあります。この過剰に作られたコラーゲンが肌表面で塊となることで、しこり・ケロイド化したニキビ跡が生じるのです。

このタイプのニキビ跡は体質の影響を受けやすく、セルフケアだけでの改善は難しい場合があります。

ニキビ跡の治療は基本的に保険適用外ですが、しこり・ケロイド化したニキビ跡は保険適用で治療が受けられる場合があります。

炎症後にケロイド状のニキビ跡ができてしまった場合は、まずは医療機関で相談してみましょう。

ニキビ跡は自力で治せる?

ニキビ跡は自力で治せる?

ニキビ跡は、種類によってはセルフケアで改善が期待できる場合があります。

すべてのニキビ跡が自然に治るわけではありませんが、赤みや色素沈着のタイプであれば、生活習慣の見直しや正しいスキンケアによって変化が見られることもあります。

紫外線対策を行い、肌に刺激を与えないように過ごすことで、ターンオーバーが整い、徐々に目立ちにくくなるケースも少なくありません。

ただし肌質や年齢によっては回復に時間がかかる場合もあり、必ずしも自然に治るとは限りません。数か月から半年ほど丁寧なセルフケアを続けても変化がない場合は、一度専門医に相談してみましょう。

一方、クレーター状やケロイド状のニキビ跡は、セルフケアでの改善が難しい種類といえます。このタイプの場合は無理にセルフケアで改善しようとするのではなく、医療機関で適切な治療を受けましょう。

ニキビ跡のセルフケア方法

ニキビ跡のセルフケア方法

ニキビ跡を目立ちにくくするためには、以下のようなセルフケアを取り入れることが大切です。

  • 紫外線対策を徹底する
  • 保湿ケアを丁寧に行う
  • 肌への刺激や摩擦を避ける
  • 質の良い睡眠をとる
  • バランスの良い食事を心がける

ここでは上記5つのセルフケアについてそれぞれ解説します。

紫外線対策を徹底する

ニキビ跡のセルフケアで特に重要なのが紫外線対策です。

紫外線は肌の炎症を刺激するだけでなく、メラニン色素の生成を促進する原因にもなります。その結果、ニキビ跡の赤みが長引いたり、色素沈着が濃くなったりすることがあります。

季節や天候に関係なく、外出時は日焼け止めを使う習慣をつけましょう。日差しが強い時期は、帽子や日傘を取り入れるのも有効です。

また、紫外線は窓ガラス越しでも肌に届くため、短時間の外出や室内にいる時間でも油断しないことが大切です。紫外線対策を徹底することで、ニキビ跡の悪化予防や改善につながります。

保湿ケアを丁寧に行う

ニキビ跡のセルフケアでは、保湿を丁寧に行うことが大切です。

肌が乾燥するとバリア機能が弱まり、外からの刺激を受けやすくなります。その状態が続くと、赤みや色素沈着が治りにくくなることがあります。

洗顔後は化粧水で水分を補い、乳液やクリームで油分を適度に補うようにしましょう。

油分を避けすぎると、かえって水分が逃げやすくなり、肌のバリア機能の低下につながることがあるため注意が必要です。

肌への刺激や摩擦を避ける

ニキビ跡を目立ちにくくするためには、肌への刺激や摩擦を避けることが大切です。

摩擦や刺激は肌のバリア機能を傷つけ、炎症や色素沈着を悪化させる原因になります。

洗顔はたっぷり泡立てた泡で包み込むように行い、ゴシゴシ擦らないようにしましょう。洗顔後にタオルで水分を取る際も、軽く押さえるようにして擦らないのがポイントです。

また、マスクの擦れや無意識にニキビ跡を触るクセにも注意が必要です。

質の良い睡眠をとる

ニキビ跡の改善には、質の良い睡眠をとることも大切です。

寝ている間に肌の修復が進むため、睡眠不足が続くと、ニキビ跡が治りにくくなることがあるのです。

特に、夜更かしや不規則な生活は、肌のターンオーバーを乱す原因になります。毎日同じ時間に寝起きすることを意識し、十分な睡眠時間を確保しましょう。

寝る直前までスマートフォンを見続けると、睡眠の質が下がることもあるため注意が必要です。睡眠環境や寝具、寝る前の習慣を見直し、睡眠の質を高めましょう。

バランスの良い食事を心がける

ニキビ跡を改善するためには、外からのスキンケアだけでなく、体の内側からのケアも欠かせません。

偏った食事や暴飲暴食が続くと、肌の回復に必要な栄養が不足しやすくなります。普段の食事では主食・主菜・副菜を意識し、バランスよく食べることが大切です。

特に皮膚の新陳代謝を促す働きがあるビタミンB群や、抗酸化作用のあるビタミンC・ビタミンEを積極的に取り入れることをおすすめします。

規則正しい食生活を続けることで、ニキビ跡が改善しやすい環境を整えられます。

ニキビ治療について詳しくはこちら

ニキビ跡の治療方法

ニキビ跡の治療方法

ニキビ跡の治療方法には以下のような種類があります。

  • アドバテックスレーザー
  • IPL(光治療)
  • サリチル酸ピーリング
  • マッサージピール
  • ダーマペン
  • 内服薬

ここでは上記6つの治療方法についてそれぞれ解説します。

アドバテックスレーザー

アドバテックスレーザーは、肌の赤みやニキビ跡、毛穴など、複数の肌悩みに同時にアプローチできるレーザー治療です。

589nmと1319nmの2つの波長のレーザーを使い分けることで、炎症を落ち着かせながら肌の状態を整えていきます。

赤みが残るニキビ跡や、肌全体のトーンが気になる方に向いている治療方法です。従来のレーザー治療と比べて、痛みや熱感が軽減された機種のため、敏感肌の方や初めてレーザー治療を受ける方にもおすすめできます。

回数を重ねることで肌質の変化が感じられる治療のため、基本的に複数回の治療が推奨されます。

IPL(光治療)

IPLは、レーザーとは異なる特殊な光を肌に照射する治療方法です。

色素沈着の原因となるメラニンにダメージを与え、コラーゲン生成を促すことで、シミ・そばかす・くすみ・毛穴の黒ずみ・ニキビ・ニキビ跡の赤みなど幅広い肌トラブルの改善が期待できます。

また、IPLにはアクネ菌を殺菌・減少させる効果が期待できる点も大きな特徴です。

施術後は軽い赤みが出ることがありますが、基本的にダウンタイムがほとんどない治療方法となっています。

サリチル酸ピーリング

サリチル酸ピーリングは、不要な角質層を取り除き、新しい角層の生成を促進する治療方法です。

ニキビやニキビ跡の改善だけでなく、毛穴の黒ずみが目立たなくなる効果も期待できます。

また、治療に使用するピーリング剤は皮膚表面でのみ作用するため、刺激が比較的少ない特徴があります。ケミカルピーリング特有の痛みや赤み、炎症などが少ないため、このような副作用が心配な方も受けやすい治療方法といえるでしょう。

皮膚のターンオーバーの周期に合わせ、3週間~1か月に1回のペースで継続して治療を受けることで、徐々に効果を実感しやすくなります。

マッサージピール

マッサージピールは、真皮層に働きかけて肌のハリや弾力を改善する治療方法です。

主成分のトリクロロ酢酸によって繊維芽細胞が刺激され、コラーゲン生成が促されます。また、ピーリング剤に配合されているコウジ酸によって、美白効果が期待できる点もポイントです。

一定の周期で継続して治療を受けることで、ニキビ跡が少しずつ目立たなくなる効果も期待できます。

ダーマペン

ダーマペンは、超極細針を使って肌に小さな穴を開け、肌の自然治癒力を引き出す治療方法です。

刺激によって肌の内側でコラーゲン生成や新陳代謝が促進されることで、凹凸のあるニキビ跡の改善が期待できます。開けた穴から薬剤を浸透させることで、より治療効果を高めることも可能です。

また、治療前には麻酔クリームなどの表面麻酔をするため、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。

効果を実感するためには、基本的に複数回の治療が必要となります。

内服薬

内服薬は、体の内側からニキビ跡の改善をサポートする治療方法です。

主にビタミンCやトラネキサム酸などが使用され、メラニン色素の生成を抑制する効果やコラーゲンの生成を促進する効果が期待できます。

他の治療と組み合わせて行われることが多く、ニキビ跡の改善だけでなく、ニキビの予防目的で処方される場合もあります。

ニキビ跡に関するよくある質問

ニキビ跡に関するよくある質問

ニキビ跡に関するよくある質問をまとめました。

  • ニキビ跡は市販薬で消せる?
  • ニキビ跡を予防するには?

ここでは上記2つの質問についてそれぞれ解説します。

ニキビ跡は市販薬で消せる?

赤みのあるニキビ跡や色素沈着したニキビ跡であれば、市販薬が効果を発揮する場合があります。

抗炎症作用のある飲み薬や保湿・血行促進作用を持つ塗り薬を使用することで、改善が期待できるでしょう。

ただし、市販薬は誰でも安全に使えるよう成分量が控えめに作られています。そのため、効果は比較的穏やかで、短期間で大きな変化を感じるのは難しい傾向にあります。

ニキビ跡を本格的にケアしたい場合には、セルフケアや市販薬でどうにかしようとするのではなく、医療機関での治療を検討するのがおすすめです。

ニキビ跡を予防するには?

ニキビ跡を予防するためのポイントは以下の通りです。

  • 肌への刺激や摩擦を避ける
  • 保湿ケアを丁寧に行う
  • 紫外線対策を徹底する
  • ビタミンを積極的に摂取する(ビタミンB2・B6、ビタミンC)
  • ファンデーションを厚塗りしない
  • 低刺激のスキンケア用品を使う
  • 規則正しい生活を心がける

日々の習慣やスキンケアを見直し、ニキビの炎症を悪化させないようにしましょう。

まとめ

ニキビ跡には赤みのあるタイプ、色素沈着したタイプ、クレーター状のタイプ、しこりやケロイド状のタイプなどがあり、原因やケア方法がそれぞれ異なります。

赤みのあるタイプや色素沈着したタイプはセルフケアによって改善することがありますが、クレーター状やケロイド状のニキビ跡は自力での改善が難しい場合が多いです。

この場合は医療機関での治療を検討する必要があるでしょう。自分のニキビ跡の状態を正しく理解したうえで、状態にあったセルフケア・治療方法を選ぶことが大切です。

千里皮膚科では、ニキビ跡の治療に対応しています。

ピーリングやIPL(光治療)、ダーマペン、内服薬など幅広い治療方法を扱っているため、自分に合った治療方法をお探しの方はぜひ当院までご相談ください。

ニキビ治療について詳しくはこちら

監修医師紹介

院長

院長 花岡佑真花岡 佑真

経歴

  • 2005年智辯学園和歌山中学校・高等学校 卒業
  • 2011年大阪大学医学部 卒業関西労災病院 初期研修医
  • 2013年関西労災病院 皮膚科
  • 2015年大阪みなと中央病院 形成外科
  • 2016年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 特任研究員(形成外科診療にも従事)大阪国際がんセンター 腫瘍皮膚科
  • 2018年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 特任助教
  • 2020年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 病棟医長
  • 2021年10月千里皮膚科 開院

資格・所属学会

  • 日本専門医機構認定皮膚科専門医
  • 難病指定医
  • 日本皮膚科学会所属
  • 日本形成外科学会所属
  • 日本皮膚外科学会所属
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会所属
  • 日本美容皮膚科学会所属
美容専門サイトはこちら
24時間チャット相談
TOP
LINEをご利用でない方 WEB予約 LINEをご利用の方 LINE予約 Instagram 美容専門サイトはこちら