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2026.01.28

小じわ・ちりめんじわの原因と治療法は?セルフケア方法も解説

小じわ・ちりめんじわの原因と治療法は?セルフケア方法も解説

小じわ・ちりめんじわは、年齢を重ねた方だけでなく、20代や30代など比較的若い世代にも見られる身近な肌悩みです。原因には、乾燥や紫外線、加齢といった日常生活と深く関わる要因が挙げられます。

この記事では、小じわ・ちりめんじわの原因と治療法について詳しく解説します。

小じわ・ちりめんじわができやすい場所やメカニズム、予防のためのセルフケア方法などもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

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小じわ・ちりめんじわとは

小じわ・ちりめんじわとは

小じわ・ちりめんじわは、皮膚の浅い部分にできる細かなしわです。主に目元や口元など、皮膚が薄く乾燥しやすい部位に現れやすい傾向があります。

しわと聞くと年齢を重ねてからできるものという印象を持つ方も多いですが、小じわ・ちりめんじわは20代など比較的若い年代でも見られることがあります。

これは加齢だけでなく乾燥や紫外線、日々のスキンケアなど、生活習慣や環境の影響を受けやすいためです。

ここでは小じわ・ちりめんじわのメカニズムや、ほかのしわの種類との違いについて解説します。

小じわ・ちりめんじわのメカニズム

小じわ・ちりめんじわは、肌の表面に近い表皮の状態変化によって生じるものです。

皮膚は、外側から表皮・真皮・皮下組織の三層構造になっています。非常に薄い表皮もいくつもの層が重なってできており、そのうち一番外側にある角質層が水分を保ち、外部刺激から肌を守る役割を担っています。

しかし、さまざまな原因で角質層の水分量が低下すると、肌表面が硬くなり、細かい溝のようなしわができやすくなるのです。

また、真皮にはコラーゲンやヒアルロン酸が多く含まれ、肌のハリや弾力を支えています。

ちりめんじわの段階では、この真皮へのダメージは比較的少ないとされていますが、乾燥状態が長く続くと徐々に影響が及ぶ可能性もあります。そのため、小じわが気になり始めた段階で、保湿を中心としたケアを行うことが重要です。

ほかのしわの種類との違い

小じわ・ちりめんじわは、ほかのしわと比べて浅く、原因や特徴が異なります。

しわにはいくつかの種類があり、代表的なものとして表情じわ、真皮性しわ、たるみじわなどが挙げられます。

表情じわは、笑ったり眉をひそめたりといった表情の動きによって繰り返し刻まれるしわです。真皮性しわは、皮膚の深い部分まで影響が及び、くっきりとした溝のようになるしわです。

これに対して小じわ・ちりめんじわは、表皮に現れる細かなしわで、主に乾燥による水分不足により生じます。

このように種類によって原因が異なるため、しわの種類に応じたケアを行うことが大切です。

小じわ・ちりめんじわの原因

小じわ・ちりめんじわの原因

小じわ・ちりめんじわは、複数の原因が重なって生じるしわです。

主な原因として、以下の3つが挙げられます。

  • 乾燥
  • 紫外線
  • 加齢

ここでは上記3つの原因についてそれぞれ解説します。

乾燥

小じわ・ちりめんじわの大きな原因の一つが、肌の乾燥です。

肌の表面には細かな網目状の溝(皮溝)と盛り上がり(皮丘)があり、これが整っている状態が「キメの整った肌」とされています。

しかし、空気の乾燥やエアコンの影響、洗顔のしすぎなどによって角質層の機能が低下して乾燥すると、肌の柔軟性が失われ、表面が縮こまったような状態になります。その結果、浅くて細かいしわができやすくなるのです。

特に目元や口元は皮膚が薄く、皮脂の分泌も少ないため乾燥しやすい部位です。そのため、ほかの部分よりも小じわ・ちりめんじわが目立ちやすくなります。

紫外線

紫外線は、肌の老化を進め、小じわ・ちりめんじわを引き起こす原因の一つです。

紫外線を長期間浴び続けると、肌の内側で大量の活性酸素が発生し、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンといった成分に影響を与えます。その結果、肌の水分を保つ力が低下し、乾燥しやすい状態になります。

この変化が積み重なることで、表面に細かいしわが現れやすくなるのです。紫外線によるダメージは、すぐに目に見える変化として現れにくいため、気づかないうちに進行しやすい特徴があります。

加齢

年齢を重ねることも、小じわ・ちりめんじわができやすくなる要因です。

加齢とともに、肌のターンオーバーが緩やかになり、水分を保つ働きも徐々に低下していきます。

その結果、肌は乾燥しやすくなり、外部からの刺激の影響も受けやすくなってしまうのです。若い頃であれば自然に回復していた小さなダメージも、年齢とともに残りやすくなっていきます。

また、年齢を重ねることで肌のハリや弾力が失われると、表面のちょっとした凹凸がしわとして定着しやすくなります。早めに対策を意識することが、将来的なしわの進行を抑えるポイントになるでしょう。

小じわ・ちりめんじわができやすい場所

小じわ・ちりめんじわができやすい場所

小じわ・ちりめんじわは、顔の中でも乾燥しやすく、よく動く場所に現れやすいのが特徴です。

具体的には目の下・目尻、頬、口元に現れやすい傾向があります。ここではそれぞれの特徴と理由について解説します。

目の下・目尻

目の下や目尻は、顔の中でも特に小じわ・ちりめんじわができやすい場所です。

目元の皮膚は非常に薄く、皮下脂肪も少ないため、水分を保つ力が弱い特徴があります。そのため、少しの乾燥でも肌表面が縮みやすく、細かいしわとして現れやすくなります。

さらに、目元はまばたきや笑顔などで一日に何度も動く部分です。この動きによって皮膚が繰り返し折りたたまれ、小じわが定着しやすくなります。

加えて、アイメイクの際に擦ったり、クレンジングで強く触れたりすることも刺激になります。こうした刺激が積み重なることで、乾燥が進み、ちりめんじわが目立ちやすくなる場合があるのです。

目元はケアを後回しにしがちな部位ですが、こうした特徴があるため、早めに意識することが大切です。

頬は皮膚に厚みがある一方で、日頃の刺激によって小じわができることがある場所です。頬は顔の中では比較的皮膚がしっかりしており、水分を保ちやすい部分とされています。

しかし、メイクやスキンケアの際にパフやブラシで叩いたり、手で強くなじませたりする習慣があると、角質層に負担がかかります。

その結果、ダメージによって肌表面が硬くなり、肌のターンオーバーが乱れたり、化粧水や美容液の成分が浸透しづらくなったりすることで、潤いを保ちにくくなることがあるのです。

また、乾燥が進むと肌の表面に細かな凹凸(帯状毛穴)ができ、それが結果として小じわのように見える場合もあります。日々の化粧やスキンケアでの摩擦を減らすことが、頬の小じわ対策につながるでしょう。

口元

口元は、乾燥と動きの多さが重なり、小じわ・ちりめんじわができやすい場所です。

口元は皮脂の分泌が少なく、もともと乾燥しやすい特徴があります。さらに、食事や会話などでよく動くため、皮膚が何度も折り曲げられ、その部分にしわができやすくなるのです。

加えて、食事中や食後に口元を頻繁に拭くことも、摩擦による負担につながります。口元のしわは表情の印象にも影響しやすいため、気になり始めた段階でケアを意識することが重要です。

小じわ・ちりめんじわの治療法

小じわ・ちりめんじわの治療法

小じわ・ちりめんじわの主な治療法として、以下の4つが挙げられます。

  • エレクトロポレーション・イオン導入
  • ピーリング
  • スキンタイトニング
  • ダーマペン

ここでは上記4つの治療法の特徴について解説します。

エレクトロポレーション・イオン導入

エレクトロポレーション・イオン導入は、ビタミンCやトラネキサム酸といった美容成分を肌の内側へ届けやすくする治療法です。

微弱な電流を利用することで、通常のスキンケアでは届きにくい成分を角質層まで浸透しやすくします。

使用する成分によって期待できる効果は異なり、保湿を重視する場合やくすみや小じわが気になる場合など、肌状態に合わせた対応が可能です。

施術中の刺激は比較的少なく、ダウンタイムがほとんどないため、美しく健康的な肌を保つメンテナンスとして取り入れられることもあります。

ピーリング

ピーリングは、薬剤を使って古くなった角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進する治療法です。

肌のターンオーバーが乱れていると細かいしわやシミ、ニキビなどの肌トラブルが生じやすくなりますが、ピーリングによってターンオーバーが促進されることで、肌全体の質感が整いやすくなります。

ピーリングに使用する薬剤にはいくつかの種類があるため、肌悩みや肌質に合ったものを選ぶことが大切です。

千里皮膚科では、以下の2種類のピーリングに対応しています。

サリチル酸ピーリング 30%サリチル酸マクロゴールを使用したケミカルピーリング。皮膚表面にのみ作用するのが特徴で、ニキビ・ニキビ跡、毛穴汚れ・詰まりなどに効果が期待できる
マッサージピール 真皮層のコラーゲンを増やすピーリング方法。主成分のトリクロロ酢酸によってコラーゲン生成が促進され、肌の質感・ハリ感の改善効果が期待できる

小じわやちりめんじわだけでなく、たるみやシミ、くすみなど幅広い肌悩みに対応できる治療法です。

スキンタイトニング

スキンタイトニングは高周波エネルギーを肌の奥深くまで届けることで、肌を内側から引き締め、ハリ感を高めることを目的とした治療法です。

即時的な引き締め効果と、長期的な引き締め効果が期待できる特徴があります。

即時的な引き締め効果 高周波エネルギーによって、真皮内のコラーゲン繊維が収縮して硬くなることで、肌にハリが出る。この即時的効果は1〜2週間程度持続し、その後徐々に減衰していく
長期的な引き締め効果 施術後3週間前後から徐々にコラーゲンやエラスチンが大量に生成され始め、皮膚のたるみがゆっくりと改善されていく

スキンタイトニングは1クール(5〜6回)の治療を受けると、4〜5か月程度効果が持続することが一般的です。

ダーマペン

ダーマペンは、肌が本来持つ自然治癒力に着目した治療法です。

非常に細い針を使って肌表面に微細な穴を開けることで、肌の自然治癒力を引き上げます。

この過程でコラーゲンやエラスチンなどの成分の生成が促され、幅広い肌悩みの改善効果が期待できるのです。施術後は赤みが出る場合がありますが、時間の経過とともに落ち着く場合が多いです。

ダーマペンで開けた穴から薬剤を浸透させることも可能で、これによりさらなる効果が期待できます。千里皮膚科では、患者様の肌悩みに合わせた薬剤を提案しています。

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小じわ・ちりめんじわを予防するセルフケア方法

小じわ・ちりめんじわを予防するセルフケア方法

小じわ・ちりめんじわを予防するセルフケア方法として、以下の5つが挙げられます。

  • 紫外線対策を徹底する
  • 保湿ケアを丁寧に行う
  • しわに有効な美容成分を含むスキンケアアイテムを使う
  • 肌に良い栄養を積極的に摂取する
  • 生活習慣を改善する

ここでは上記5つのセルフケア方法についてそれぞれ解説します。

紫外線対策を徹底する

小じわ・ちりめんじわを防ぐためには、紫外線対策が欠かせません。

紫外線は日差しが強い季節だけでなく、曇りの日や室内にいる時間でも肌に届いています。そのため、外出する・しない、季節に関係なく日焼け止めを塗る習慣をつけることが大切です。

また、日焼け止めは朝に一度塗るだけでなく、汗をかいたり時間が経ったりしたときに塗り直しましょう。塗り直す頻度は2〜3時間程度を目安にしてみてください。

さらに帽子や日傘、サングラスを併用することで、より紫外線の影響を抑えやすくなります。

保湿ケアを丁寧に行う

乾燥を防ぐためには、毎日の保湿ケアを丁寧に行うことが大切です。洗顔後はできるだけ早く化粧水を使って肌の水分を補い、その後、乳液やクリームで潤いを閉じ込めましょう。

また、スキンケアの際に強く擦ったり、何度も触りすぎたりすると、逆に乾燥を招くことがあります。

季節や室内環境に合わせて保湿アイテムを見直すことも、小じわ・ちりめんじわの予防につながります。

しわに有効な美容成分を含むスキンケアアイテムを使う

小じわ・ちりめんじわを予防するためには、成分に注目したスキンケア選びもポイントです。

肌の潤いやハリを保つ成分が配合されたアイテムを使うことで、乾燥による小じわを防ぎやすくなります。具体的には以下のような成分が挙げられます。

レチノール 細胞内のヒアルロン酸の生成を促進する働きをサポートする成分
ナイアシンアミド ビタミンB3の一種で、皮脂の分泌を抑え、角質層のバリア機能を高める成分
ニールワン コラーゲンやエラスチンを分解する成分の働きを阻害することで、しわを改善する成分

ただし、成分が多ければ良いというわけではなく、自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です。刺激が強いと感じた場合は使用を控え、無理なく続けられるアイテムを選びましょう。

千里皮膚科では、日本人の肌質に合わせて開発したスキンケアシリーズ『ガウディスキン』を取り扱っています。

洗顔・化粧水・美容クリームなどのラインナップがあり、レチノールやヒト型セラミド、トラネキサム酸など、しわに有効な美容成分が含まれています。

スキンケアアイテム選びに悩む方は、ぜひ当院までご相談ください。

肌に良い栄養を積極的に摂取する

肌の健康は、外側からのケアだけでなく、内側からの栄養補給も関係しています。バランスの良い食事を心がけることで、肌のコンディションを整えやすくなるでしょう。

食事で小じわ・ちりめんじわ対策をするなら、コラーゲン・ビタミンC・ビタミンE・セラミドなどの栄養素を積極的に摂取することが大切です。

コラーゲン 鶏皮、豚肉、湯葉、ゼラチンなど
ビタミンC レモン、アセロラ、赤ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツなど
ビタミンE 卵、アボカド、ごま、かぼちゃ、アーモンド、うなぎなど
セラミド 生芋こんにゃく、大豆、牛乳、ヨーグルト、黒ごまなど

水分補給も忘れずに行い、体の内側から肌を整えていきましょう。

生活習慣を改善する

小じわ・ちりめんじわを予防するためには、生活習慣を改善することが大切です。

睡眠不足やストレスが続くと、肌のターンオーバーが乱れ、乾燥しやすい状態になります。できるだけ決まった時間に就寝・起床し、質の良い睡眠を確保することが大切です。

また、過度なストレスは肌状態にも影響するため、適度に体を動かしたり、リラックスできる時間を作ったりすることで、ストレスをため込まないようにしましょう。

毎日の生活を少し見直すだけでも、肌への負担を減らすことにつながります。

まとめ

小じわ・ちりめんじわは、主に乾燥をきっかけとして、紫外線や加齢の影響が重なり合うことで目立ちやすくなります。特に目元や口元など、皮膚が薄く乾燥しやすい部位は注意が必要です。

予防や改善のためには、紫外線対策や丁寧な保湿ケアを継続することが基本となります。あわせて、肌状態に適したスキンケアアイテムの使用や栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠の確保なども重要です。

セルフケアで十分な変化を感じにくい場合は、医療機関での治療を検討してみてください。

千里皮膚科では、小じわ・ちりめんじわに適した治療法を多数取り扱っています。

患者様の肌の状態に合った治療法の提案が可能なため、小じわ・ちりめんじわはもちろん、その他の肌悩みがある方もぜひ当院までご相談ください。

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監修医師紹介

院長

院長 花岡佑真花岡 佑真

経歴

  • 2005年智辯学園和歌山中学校・高等学校 卒業
  • 2011年大阪大学医学部 卒業関西労災病院 初期研修医
  • 2013年関西労災病院 皮膚科
  • 2015年大阪みなと中央病院 形成外科
  • 2016年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 特任研究員(形成外科診療にも従事)大阪国際がんセンター 腫瘍皮膚科
  • 2018年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 特任助教
  • 2020年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 病棟医長
  • 2021年10月千里皮膚科 開院

資格・所属学会

  • 日本専門医機構認定皮膚科専門医
  • 難病指定医
  • 日本皮膚科学会所属
  • 日本形成外科学会所属
  • 日本皮膚外科学会所属
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会所属
  • 日本美容皮膚科学会所属
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