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2026.01.29

シミ取りレーザー後にシミがまた出てくる原因は?予防方法について解説

シミ取りレーザー後にシミがまた出てくる原因は?予防方法について解説

シミ取りレーザーを受けたあと、「せっかく治療したのに、またシミが出てきた気がする」と不安に感じる方は少なくありません。実際、施術直後はシミが薄くなったように見えても、時間が経ってから再び色が目立つケースがあります。

このような変化は治療後の通常経過によって起こることもあるため、自己判断は禁物です。

この記事では、シミ取りレーザー後にまたシミが出てくる理由について詳しく解説します。

シミの再発を防ぐポイントやシミ取りの治療法についてもまとめているため、シミにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

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なぜ?シミ取りレーザー後にシミがまた出てくる理由

なぜ?シミ取りレーザー後にシミがまた出てくる理由

シミ取りレーザー後にシミが再び目立つように見えるのは、治療後の肌反応や経過の一部である場合が多く、必ずしも失敗とは限りません。

レーザーはメラニン色素を壊す治療ですが、メラニンを作る細胞そのものを完全に取り除くわけではありません。

そのため、治療後の肌が敏感な時期に紫外線や摩擦などの刺激を受けると、色が戻ったように感じることがあります。通常経過なのか、施術の失敗によるものなのかをしっかり見極めることが大切です。

戻りジミとも呼ばれる『炎症後色素沈着』

シミが戻ったように見える原因として多いのが、炎症後色素沈着です。

シミ取りレーザーは照射部位のメラニンを破壊する施術方法ですが、肌に軽いダメージを与えます。この刺激に対し、肌は自分を守ろうとしてメラニンを一時的に多く作ることがあります。

その結果、施術後しばらくしてから茶色っぽい色味が出てくるのが炎症後色素沈着です。

この炎症後色素沈着は、治療後1か月前後に目立ち始め、数か月かけて少しずつ薄くなっていく場合が多いです。経過には個人差がありますが、基本的には時間とともに改善が期待できます。

かさぶたを無理に剥がしたり、患部を強く擦ったりすると悪化しやすいため、肌への刺激を避けた生活を心がけましょう。心配な場合は、施術を受けたクリニックに相談してみてください。

治療後の通常経過の可能性

シミの再発に見えるような変化も、実は治療後の通常経過である場合もあります。

光治療やレーザートーニングなどの比較的治療効果が穏やかな方法では、一度でシミを完全に取り切るのではなく、少しずつメラニンを減らしていくことを目的とします。

そのため、施術後にシミが一時的に薄くなり、その後またシミのようなものが見えてくることがあるのです。これは表面のメラニンが排出されたあと、皮膚の奥に残っていたメラニンが表面に上がってくるためです。

見た目としては「シミがまた出てきた」ように感じますが、繰り返し照射を重ねることで全体のメラニン量が減り、徐々に薄くなっていきます。

基本的に複数回の治療が必要になる方法であることを理解しておくと、治療中の不安を減らせるでしょう。

施術が失敗した可能性

まれに不適切な照射設定により、十分な効果が得られないケースがあります。

シミの深さや濃さ、肌質は人それぞれ異なります。これらを正確に見極めずに一律の出力で照射すると、メラニンを十分に壊しきれず、短期間で色が戻ったように見えることがあるのです。

経過を見ても改善が感じられない、もしくは不安が強い場合は、早めに医師へ相談しましょう。

シミ取りでシミが再発しない治療方法はある?

シミ取りでシミが再発しない治療方法はある?

結論から言うと、「シミが絶対に再発しない治療方法」は現時点では存在しません。

シミ取り治療によって今あるシミを薄くしたり取り除いたりすることは可能ですが、シミの原因となる細胞そのものを完全になくすことは難しいためです。

そのため、どの治療を選んだ場合でも、将来的にシミが再び現れる可能性はゼロにはできないと考えられています。

シミ取りレーザーは、肌に蓄積したメラニン色素を狙って壊す方法です。

しかし、メラニンを作り出す細胞が残っていれば、紫外線や摩擦などの刺激を受けた際に再びメラニンが作られ、シミとして表に出てくることがあります。

特に治療後の肌は一時的にバリア機能が低下しており、紫外線の影響を受けやすい状態です。しっかりケアをしていても、年齢を重ねるにつれて新たなシミができやすくなる点も理解しておく必要があるでしょう。

ただし、再発の可能性があるからといって、シミ取り治療が意味のないものではありません。今あるシミをきちんと治療することで、肌全体の印象が明るくなり、日常のストレスが減る方も多くいます。

また、シミの種類や状態によっては、再発しにくいケースもあり、取り残しがあった場合でも追加の治療で対応できることがあります。

大切なのは「再発しないこと」を目指すよりも、適切な治療法を選び、治療後の紫外線対策やスキンケアを丁寧に続けることです。

そうすることで、シミの再発リスクをできるだけ抑え、良い肌の状態を保ちやすくなるでしょう。

シミ取りレーザーで再発を防ぐポイント

シミ取りレーザーで再発を防ぐポイント

シミ取りレーザーで再発を防ぐポイントとして、以下の6つが挙げられます。

  • 信頼できるクリニックで施術を受ける
  • 紫外線対策を徹底する
  • 保湿ケアを徹底する
  • 摩擦や刺激を避ける
  • 生活習慣を改善する
  • 経過観察を徹底する

ここでは上記6つのポイントについて解説します。

信頼できるクリニックで施術を受ける

再発を防ぐためには、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

シミ取りレーザーは、肌質やシミの深さに合わせて出力や照射方法を調整する必要があります。

医師の診断のもとで施術が行われない場合、十分な効果が出なかったり、肌に余計な負担がかかったりする可能性があります。

特に注意したいのが、医師が常駐していない場所でのレーザー施術です。照射の強さや範囲を誤ると、炎症が強く出て色素沈着につながることもあります。

カウンセリングでシミの種類や治療計画を丁寧に説明してくれるか、施術後のフォロー体制が整っているかを確認しましょう。

紫外線対策を徹底する

シミの再発を防ぐうえで、紫外線対策は欠かせません。

シミの主な原因は紫外線であり、レーザー後の肌は特に影響を受けやすい状態になっています。

日焼け止めは天気や季節に関係なく使い、2~3時間ごとにこまめに塗り直すことが大切です。帽子や日傘、長袖の服などを併用すると、より効果的な紫外線対策ができます。

治療直後は日焼け止めの使用タイミングに注意が必要な場合もあるため、医師の指示に従いましょう。

保湿ケアを徹底する

シミの再発対策として、保湿ケアを徹底することも大切です。

レーザー後の肌は水分が失われやすく、乾燥しがちになります。乾燥した肌は外部刺激を受けやすく、色素沈着が起こりやすい状態のため、洗顔後や入浴後はできるだけ早く保湿を行いましょう。

朝晩だけでなく、日中も乾燥を感じたら保湿することで、肌のバリア機能を保ちやすくなります。

毎日の基本的なケアを丁寧に続けることで、再発予防につながるでしょう。

摩擦や刺激を避ける

シミの再発を予防するためには、肌への摩擦や刺激を避けることも大切です。

レーザー後の肌はとても敏感なため、少しの刺激でも炎症が起こりやすくなります。洗顔の際は泡立てた泡で包み込むように洗い、指で擦らないようにしましょう。かさぶたや皮むけがあっても、無理に剥がすのは避けてください。

メイクやスキンケアの際も、力を入れず優しく触れることを意識すると、肌への負担を減らせるでしょう。

生活習慣を改善する

生活習慣の見直しも、シミの再発を防ぐうえで欠かせません。

睡眠不足や偏った食事は、肌のターンオーバーの乱れにつながります。ターンオーバーが乱れると、メラニンの排出に時間がかかり、シミが目立ちやすくなることがあります。

できるだけ規則正しい生活を心がけ、栄養バランスの良い食事を意識しましょう。

経過観察を徹底する

シミの再発を予防するためには、経過観察を徹底することも大切です。

シミ取りレーザー後は、時間が経ってから一時的に色が濃く見えることがあります。

これは通常経過の反応である場合も多いため、自己判断せず、定期的に医師に肌の状態を見てもらうと良いでしょう。

経過観察を行うことで、必要に応じた追加治療やケアの調整ができます。不安な変化があった場合も、早めに相談することで適切な対応が期待できるでしょう。

こうした対応のためにも、施術後も継続してフォローしてくれるクリニックを選ぶことが大切です。

シミ取りについて詳しくはこちら

シミ取りの治療法とメリット・デメリット

シミ取りの治療法とメリット・デメリット

シミ取りにはいくつかの治療法があり、それぞれ効果の出方や肌への負担の大きさが異なります。

シミ取り治療の主な種類は以下の通りです。

  • Qスイッチルビーレーザー
  • ルビーブライトニング
  • IPL(光治療)
  • ハイドロキノン・レチノール(トレチノイン)療法
  • エレクトロポレーション・イオン導入
  • ピーリング

ここでは上記6つの治療法の特徴とメリット・デメリットについてそれぞれ解説します。

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザーは、濃いシミをピンポイントで改善したい場合に選ばれる治療法です。

メラニン色素に反応しやすいレーザーを使い、シミの原因となる色素を集中的に破壊します。老人性色素斑やそばかすなど、はっきりしたシミに向いており、少ない回数で効果を実感しやすい点が特徴です。

一方で、照射後はかさぶたができやすく、1~2週間程度のダウンタイムが生じることがあります。また、体質やケアの仕方によっては、一時的に色が濃く見える炎症後色素沈着が起こる可能性もあります。

治療後の紫外線対策や保湿ケアを丁寧に行うことが大切です。

ルビーブライトニング

ルビーブライトニングは、低出力のレーザーを顔全体に照射し、強い炎症を起こさずにメラニンを少しずつ減らしていく治療法です。

肌全体のシミや色むら、そばかすなどを改善したい方に向いています。メリットは、ダウンタイムが数十分~1日以内とかなり短く、日常生活への影響が少ない点です。

ただし、1回で大きな変化を感じる治療ではないため、複数回の施術が前提になります。即効性よりも、肌への負担の少なさを重視したい方に合った方法と言えるでしょう。

IPL(光治療)

IPL(光治療)は、特殊な光を使い、メラニンやヘモグロビンに働きかけながら肌のハリや透明感を引き出す治療法です。

シミだけでなく、肌全体の印象を整えたい場合に検討されます。

そばかすや薄いシミ、赤みなど、複数の肌悩みを同時にケアできる点がメリットです。

シミを徐々に薄くする治療のため基本的に複数回の施術が必要になり、1回の効果はマイルドですが、ダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐにメイクできる場合も多いです。

ハイドロキノン・レチノール(トレチノイン)療法

ハイドロキノン・レチノール(トレチノイン)療法は、自宅でのケアを中心に、シミ改善を目指す方法です。

ハイドロキノンはメラニンの生成を抑える働きがあり、レチノールやトレチノインは肌再生を促す働きがある外用薬です。これらを組み合わせて使うことで、シミを徐々に薄くしていきます。

レーザーに抵抗がある方にとって取り入れやすい治療である反面、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。

また、使い始めは赤みや皮むけが出る場合もあるため、医師の指示に従って使用することが大切です。

エレクトロポレーション・イオン導入

エレクトロポレーション・イオン導入は、微弱な電流を使い、美容成分を肌の奥まで届ける治療法です。

ビタミンCやトラネキサム酸といった美容成分が用いられ、肌への負担を抑えながら、シミのケアをすることが可能です。美容成分を塗るだけのケアに比べ、肌の奥まで浸透しやすいメリットがあります。

ダウンタイムはほとんどなく、シミだけでなく、くすみや肌の調子を整える効果も期待できます。

単独では濃いシミへの効果は限定的なため、他の治療と組み合わせて行われることが多いです。

ピーリング

ピーリングは、薬剤によって過剰な角質を除去し、肌のターンオーバーを促進する治療法です。

メラニンの排出を助けることで、シミやくすみの改善が期待できます。

即効性は低く、複数回の施術が必要になりますが、レーザー治療に比べて刺激が少なく、ダウンタイムも短い点がメリットです。

薄いシミや全体的な肌質改善を目的とする方に向いた治療法と言えるでしょう。

まとめ

シミ取りレーザー後にシミがまた出てきたように見える場合、炎症後色素沈着や治療後の通常経過による一時的な変化の可能性が考えられます。

ただし中には施術の失敗によってシミが再発してしまっているケースもあるため、気になる場合は早めに医師に相談してみましょう。

信頼できるクリニックで施術を受け、適切な紫外線対策や保湿ケア、生活習慣の改善、経過観察の徹底などを心がけることで、シミの再発リスクを抑えることができます。

千里皮膚科では、さまざまなシミ取りレーザー治療に対応しています。

肌状態に適した治療方法の提案が可能なため、シミの再発や今あるシミにお悩みの方はぜひ当院までご相談ください。

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監修医師紹介

院長

院長 花岡佑真花岡 佑真

経歴

  • 2005年智辯学園和歌山中学校・高等学校 卒業
  • 2011年大阪大学医学部 卒業関西労災病院 初期研修医
  • 2013年関西労災病院 皮膚科
  • 2015年大阪みなと中央病院 形成外科
  • 2016年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 特任研究員(形成外科診療にも従事)大阪国際がんセンター 腫瘍皮膚科
  • 2018年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 特任助教
  • 2020年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 病棟医長
  • 2021年10月千里皮膚科 開院

資格・所属学会

  • 日本専門医機構認定皮膚科専門医
  • 難病指定医
  • 日本皮膚科学会所属
  • 日本形成外科学会所属
  • 日本皮膚外科学会所属
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会所属
  • 日本美容皮膚科学会所属

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