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2026.01.29

赤ら顔を即効で治す方法はある?治療方法・セルフケアについて解説

赤ら顔を即効で治す方法はある?治療方法・セルフケアについて解説

顔の赤みが気になり、「赤ら顔を即効で治す方法はないのだろうか」と悩む方は少なくありません。

しかし、赤ら顔は血管の拡張や皮膚の炎症、体質、生活習慣などが関係して起こる症状で、短時間で改善する方法は限られています。一時的に赤みを目立たなくする対処法はあっても、根本的な改善には時間がかかるケースが多いのが現実です。

この記事では、赤ら顔を治す方法について詳しく解説します。赤ら顔の原因や治療方法、セルフケア方法などをまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

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赤ら顔とは

赤ら顔とは

赤ら顔とは、頬や鼻、額などの顔の一部、または顔全体が赤く見える状態を指します。

皮膚のすぐ下を流れる毛細血管が拡張し、血液の色が透けて見えることで生じるものです。

本来、毛細血管は体温調整などのために収縮と拡張を繰り返していますが、何らかの原因によってこの働きに異常が生じると、血管が広がったままになり、赤みとして目立つようになります。

また、赤みが出る部位は人によって異なり、頬だけ、鼻の周りだけなど部分的に現れることも少なくありません。

ヒリヒリ感やほてりを伴うこともあるため、気になる場合は自己判断せずに医療機関を受診し、肌の状態に合った対策を考えることが大切です。

赤ら顔の原因

赤ら顔の原因

赤ら顔は一つの原因だけで起こるわけではなく、皮膚の状態や体質、生活環境など、さまざまな要素が関係しています。

主な原因は以下の通りです。

  • 酒さ
  • 毛細血管拡張症
  • 脂漏性皮膚炎
  • ニキビ・ニキビ跡
  • 敏感肌・アトピー性皮膚炎
  • 自律神経の乱れ
  • 生活習慣

ここでは上記7つの原因についてそれぞれ解説します。

酒さ

酒さは、赤ら顔の原因に多い炎症性疾患の一つです。

頬や鼻、額など、顔の中心部分に赤みが出やすく、時間が経っても引きにくいのが特徴です。人によっては、ほてりやヒリヒリとした刺激を伴うこともあります。

初期段階では、気温差や緊張、飲酒などをきっかけに一時的な赤みとして現れることが多いですが、次第に赤みが慢性化し、毛細血管が目立つようになるケースも見られます。

30代以降に起こりやすく、特に女性に多く見られるのも特徴の一つです。

はっきりとした原因はまだ分かっていませんが、血管の異常な反応や皮膚の炎症、ニキビダニの増殖などが関係していると考えられています。

毛細血管拡張症

毛細血管拡張症は、皮膚表面にある細い血管が広がり、赤い線や網目のように見える状態です。

特に頬や鼻の周りに現れやすく、赤ら顔の原因としてよく挙げられます。

色白で皮膚が薄い方は血管の色が透けやすいため、赤みが目立ちやすい傾向があります。生まれつきの体質、紫外線の影響、年齢による皮膚の変化などが主な原因です。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い部位に起こりやすい皮膚の炎症です。

鼻の周囲や眉間、頬などに起こりやすく、細かい皮むけを伴うことがあります。

脂漏性皮膚炎は、皮脂と皮膚に常在する菌(マラセチア)のバランスが崩れることで起こるものです。ストレスや季節の変化、不規則な生活習慣などがきっかけとなり、症状が悪化することもあります。

ニキビ・ニキビ跡

ニキビやニキビ跡も、赤ら顔につながる原因の一つです。

炎症を起こしたニキビがあると、その部分の血管が拡張したまま残り、赤みとして目立つようになります。ニキビが治ったあとも、炎症の影響が残り、赤みだけが続くケースも少なくありません。

こうした赤みは時間の経過とともに薄くなることもありますが、数か月以上続く場合もあります。

敏感肌・アトピー性皮膚炎

敏感肌やアトピー性皮膚炎の方は、赤ら顔になりやすい傾向があります。

皮膚のバリア機能が低下していると、外からの刺激に過敏に反応し、赤みや炎症が起こりやすくなるのです。

洗顔料や化粧品、気温や湿度の変化など、日常のちょっとした刺激が原因になることもあります。刺激をできるだけ避け、肌をいたわるケアを続けることが大切です。

自律神経の乱れ

自律神経の乱れも、赤ら顔と深く関係しています。

強い緊張や不安、ストレスを感じると、血管が広がりやすくなり、顔が赤く見えることがあるのです。特に人前に出たときや緊張する場面で急に顔が赤くなる場合は、この影響が考えられるでしょう。

また、睡眠不足や生活リズムの乱れも、自律神経のバランスを崩す要因です。こうした状態が続くと、赤みが出やすい状態が定着してしまうこともあります。

生活習慣

日々の生活習慣も、赤ら顔を引き起こしたり悪化させたりする要因になります。

赤ら顔の原因となる生活習慣は以下の通りです。

飲酒 血管拡張作用によって赤みが出やすくなる
辛い食べ物 刺激成分によって血管が拡張されて赤みが出やすくなる
熱いお風呂・サウナ 急激な温度変化によって血流が増え、赤みが出やすくなる
紫外線 皮膚へのダメージによって炎症を引き起こす
寒暖差 血管の拡張・収縮を繰り返すことで機能が低下する

赤ら顔を悪化させないためには、刺激をできるだけ避け、肌に負担をかけない生活を心がけることが大切です。

赤ら顔を即効で治す方法はある?

赤ら顔を即効で治す方法はある?

結論として、赤ら顔を即効で治す方法はありません。

赤ら顔は血管の拡張や皮膚の炎症、体質などが関係して起こる症状であり、短期間で根本的に治すのは難しいためです。

一時的に赤みを目立ちにくくしたり、悪化を防いだりする方法はありますが、それらはあくまでも対処的なものにとどまります。

例えば炎症による赤みであれば冷やす、赤みのある部分をメイクで隠すといった方法であれば、目立ちにくくすることが可能です。

根本的に赤ら顔を改善するためには、原因に応じた治療や継続的なケアが必要となることを理解しておきましょう。

赤ら顔の治療方法

赤ら顔の治療方法

赤ら顔の主な治療方法として、以下の3つが挙げられます。

  • アドバテックスレーザー
  • IPL光治療
  • イオン導入・エレクトロポレーション

ここでは上記3つの治療方法についてそれぞれ解説します。

アドバテックスレーザー

アドバテックスレーザーは、赤ら顔や酒さなど、肌の赤みの改善を得意とするレーザー治療です。

2種類の波長を組み合わせて照射することで、赤みの原因となる血管と肌の奥の組織の両方に働きかけます。

レーザーのエネルギーを細かく分けて照射する仕組みのため、強い刺激を与えにくく、痛みや熱感を抑えられる点が特徴です。敏感肌の方やレーザー治療に不安がある方でも、検討しやすい治療方法といえるでしょう。

赤ら顔の場合は、拡張した毛細血管に反応させることで、赤みを徐々に目立ちにくくしていきます。また、肌の内側に働きかけることで、ハリやキメの改善が期待できる点も特徴です。

治療の効果や感じ方には個人差があるため、医師と相談しながら進めることが大切です。

IPL光治療

IPL光治療は、レーザーとは異なる特殊な光を肌に照射する治療方法です。

赤ら顔だけでなく、シミやくすみ、毛穴など、さまざまな肌悩みに使われています。

赤ら顔に対する治療では、照射によって毛細血管の拡張を抑えることで、赤みの軽減を目指します。IPLは一度に広い範囲へ照射できるため、顔全体の赤みが気になる場合にも対応しやすい点が特徴です。

施術時間が比較的短く、ダウンタイムが短い傾向があるため、日常生活への影響を抑えたい方にも選ばれています。

イオン導入・エレクトロポレーション

イオン導入とエレクトロポレーションは、肌に美容成分を届けることを目的とした治療です。

赤ら顔そのものを直接治す方法ではありませんが、肌環境を整えることで、赤みが出にくい状態を目指します。

イオン導入は、微弱な電流を使って、美容成分を肌の内側へ浸透させる方法です。通常のスキンケアよりも、成分が届きやすいメリットがあります。

一方、エレクトロポレーションは、肌に一時的な隙間を作り、美容成分をより深い部分まで届ける方法です。イオン化できない成分や分子の大きな成分も使える点が特徴です。

千里皮膚科では、以下の2種類の薬剤を扱っています。

ビタミンC(イオン導入対応)

シミ・そばかす・くすみの改善・美白効果が期待できる

毛穴開き・黒ずみ・ニキビ・ニキビ跡の改善にも用いられる

レナトスTaプラス(エレクトロポレーション対応) トラネキサム酸・アスコルビン酸・ヒアルロン酸を含む美容液で、高い美白・保湿効果を持つ

施術直後から効果を実感できる場合が多いですが、2週間~1か月に1回程度のペースで施術を受けることで、健康的な肌の状態を維持しやすくなります。

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赤ら顔のセルフケア方法

赤ら顔のセルフケア方法

赤ら顔は、日々のセルフケアを見直すことで悪化を防ぎ、症状が出にくい状態を目指せます。

具体的なセルフケア方法は以下の通りです。

  • 敏感肌用スキンケア製品を使用する
  • 抗炎症成分を配合した外用薬を使用する
  • 紫外線対策を徹底する
  • 質の良い睡眠をとる
  • 食事に気を配る
  • 十分な水分補給を心がける

ここでは上記6つのセルフケア方法についてそれぞれ解説します。

敏感肌用スキンケア製品を使用する

赤ら顔のセルフケアでは、肌への刺激をできるだけ避けることが大切です。特に敏感肌の傾向がある場合、一般的なスキンケア製品でも赤みが強く出てしまうことがあります。

そのため、なるべく「敏感肌用」「低刺激」などの表示のある製品を選びましょう。洗顔料・化粧水・乳液などは、アルコール・香料・着色料が含まれていないものを選ぶのがおすすめです。

また、洗顔時に強くこすったり、熱いお湯を使ったりすると赤みの悪化につながります。ぬるま湯でやさしく洗い、泡で包み込むように洗うことを心がけましょう。

肌にやさしいスキンケアを心がけることで、肌の状態が徐々に改善されやすくなります。

抗炎症成分を配合した外用薬を使用する

赤ら顔の原因に炎症が関係している場合、抗炎症成分を含む外用薬を使うことで、赤みが落ち着くことがあります。

以下のような外用薬であれば、比較的早く効果が現れやすい傾向があります。

メトロニダゾール外用薬 主に酒さの治療に使用される外用薬で、1~2週間程度で改善が期待できる
アゼライン酸 抗菌・抗炎症作用を持つ成分で、ニキビや酒さによる赤みに効果が期待できる
ナイアシンアミド 抗炎症作用・皮膚バリア改善効果を持つ成分で、赤みの軽減が期待できる

アゼライン酸やナイアシンアミドは、市販の化粧品・医薬品にも配合される成分です。

メトロニダゾール外用薬は医師の処方が必要となるため、酒さが疑われる場合は医師に相談してみましょう。

紫外線対策を徹底する

紫外線は赤ら顔を悪化させる原因の一つのため、季節を問わず紫外線対策を徹底することが大切です。

日焼け止めは刺激が少ないタイプを選び、外出しない日でもこまめに塗る習慣をつけましょう。さらに帽子や日傘、サングラスも使い、紫外線を物理的に避ける工夫も有効です。

また、紫外線の強い10時~14時の外出を避けるのも紫外線対策になります。

質の良い睡眠をとる

赤ら顔のセルフケアでは、質の良い睡眠をとることも大切です。睡眠不足が続くと、体の調子が乱れやすくなり、赤ら顔の悪化につながることがあります。

質の良い睡眠をとることで、肌の炎症が落ち着きやすくなり、赤みが出にくい状態を保ちやすくなるでしょう。

就寝前にスマートフォンやパソコンを見る時間を減らし、リラックスできる環境を整えることが大切です。寝室の温度や湿度にも気を配り、快適に眠れる状態をつくりましょう。

毎日同じ時間に寝起きするなど、生活リズムを整えることも、赤ら顔のセルフケアにつながります。

食事に気を配る

赤ら顔を悪化させないためには、食事に気を配ることが大切です。

刺激の強い食べ物や飲み物は、血管の拡張作用によって顔の赤みを強めることがあるため、辛い料理やアルコール、カフェインの多い飲み物はなるべく控えましょう。

栄養バランスの整った食事を心がけることで、肌の状態が安定しやすくなります。すべてを制限する必要はありませんが、赤みにつながる食品は控えめにするのがおすすめです。

十分な水分補給を心がける

日頃からこまめに水分をとることで、健康的な肌の状態を保ちやすくなります。

一度にたくさん飲むのではなく、起床後・食事の前後・入浴後など、タイミングを分けて少しずつ飲むことがポイントです。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水分をとることを意識してみましょう。

まとめ

赤ら顔を即効で治す方法はありませんが、適切な治療やセルフケアにより症状を改善することは可能です。

改善するためには、原因に合った治療を選ぶことと、日々のセルフケアを積み重ねることが大切です。

まずは原因を特定してそれに合った対処法を考える必要があるため、一度医師に相談してみることをおすすめします。

千里皮膚科では、赤ら顔に対するさまざまな治療に対応しています。原因に応じた治療方法の提案が可能なため、赤ら顔にお悩みの方はぜひ当院までご相談ください。

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監修医師紹介

院長

院長 花岡佑真花岡 佑真

経歴

  • 2005年智辯学園和歌山中学校・高等学校 卒業
  • 2011年大阪大学医学部 卒業関西労災病院 初期研修医
  • 2013年関西労災病院 皮膚科
  • 2015年大阪みなと中央病院 形成外科
  • 2016年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 特任研究員(形成外科診療にも従事)大阪国際がんセンター 腫瘍皮膚科
  • 2018年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 特任助教
  • 2020年大阪大学大学院医学系研究科皮膚科 病棟医長
  • 2021年10月千里皮膚科 開院

資格・所属学会

  • 日本専門医機構認定皮膚科専門医
  • 難病指定医
  • 日本皮膚科学会所属
  • 日本形成外科学会所属
  • 日本皮膚外科学会所属
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会所属
  • 日本美容皮膚科学会所属
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